博多駅筑紫口からすぐの雑居ビル1階にTINY FACTORYとしてオープンしたキッチン兼直売店。海の幸のパン高田屋は博多の老舗めんたいこブランド福さ屋の新事業として誕生した。雑居ビル内に突如あらわれる厨房での製作工程や作業風景が商品の背景となりブランドの顔となる様、既存サッシを利用し全面オープンなファサードへ。ロゴの入ったパンコンテナーは運搬に使用するだけでなく、製造•販売オペレーション、店頭ストック、その日のメニューサンプル什器として厨房空間の中で商品動線を可視化する機能としての側面も併せています。
同社が運営する、博多駅で長年愛されてきた鮮魚店 高田屋嘉兵衛が魚の美味しさをもっと知ってもらいたいという想いではじめた海の幸の惣菜パン専門店。福さ屋のめんたいこを使ったロールサンド「福さ屋の生明太ロール」やめんたいことミルクホイップを挟んだ「福さ屋の生明太ミルクフランス」など新たな博多土産のひとつとなりそうなプレーンなモノから、ひと手間もふた手間もかかった海の幸の惣菜パンが多数ラインナップされています。新たな博多ブランドとして流行に消費されるのではなく、ゆっくりと育っていってほしい。そんなブランドです。
direction / that's all right
construction / interior osuki
lighting / modulex inc.
photo / daisuke shima , shinko tsujimoto
construction / interior osuki
lighting / modulex inc.
photo / daisuke shima , shinko tsujimoto